COLUMN脱毛コラム

医療脱毛の効果は永久?施術で後悔しないための基礎知識をわかりやすく解説

脱毛はペルルで最後にしよう!
全身脱毛・医療脱毛(医療レーザー脱毛)を受けられる大宮のペルルクリニック

永久脱毛の効果は永久ではない

永久脱毛に対して、脱毛後、毛が生えてこない脱毛という認識があるのではないでしょうか。

実際には、脱毛後、絶対に毛が生えてこないと言い切ることはできず、脱毛後、毛の量が減ったり、細くなったりするものの、また生えてくることもあり得ます。

ここでは、脱毛の発祥の地であるアメリカの電気脱毛協会(AEA)と食品医薬品局(FDA)の脱毛の定義を比較します。

そもそも永久脱毛とはどのような定義なのか

アメリカでは150年前から「美容電気脱毛」での脱毛が行われています。

現在、アメリカの政府機関であるFDA(米国食品医薬品局)では、美容電気脱毛をPermanent Hair Removal (永久脱毛)として人体に対する安全性、そして脱毛の効果を認めているのです。

また、アメリカの美容電気脱毛の高い技術を受け継いでいるアメリカのAEA(電気脱毛協会)では、脱毛処理の終了後、1ヶ月後の時点で毛の再生率が20%以下であることを永久脱毛の定義としています。

施術の効果は永久的?一時的?

日本国内では、アメリカのように永久脱毛の定義はありません。

しかし、AEA(電気脱毛協会)の定義にならい日本国内の脱毛サロン、医療機関などでは、おおよそ毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛とみなしているケースが多いといえます。

永久脱毛の毛の再生率を考えるうえで、知っておきたいのが毛周期です。

目に見える毛は、すべての毛のおよそ30〜40%に過ぎず、皮膚の内側には休止している毛があり、やがて、成長して外側に伸びていくサイクルのことをいいます。

毛周期にあわせて複数回、医療脱毛の施術を受ければ、休止期を経て伸びてきた毛を、その都度、脱毛できるので、最終的には、ほぼ毛が生えてくることはありません。

永久脱毛ができる医療脱毛の種類

脱毛はおおまかにサロンでのエステ脱毛(光脱毛)、美容皮膚科などでの医療脱毛(レーザー脱毛)、美容電気脱毛(ニードル脱毛)に大別されます。

そして、このうち、永久脱毛ができる医療脱毛の種類は、レーザー脱毛、そしてニードル脱毛の2種類です。

レーザー脱毛とニードル脱毛は永久脱毛が可能

永久脱毛として認められているレーザ脱毛とニードル脱毛は、根本的な脱毛方法も違えば、痛みの強さ、料金、効果を実感する早さなども違うため、それぞれの特徴を知ったうえで、比較検討してみることをおすすめします。

特徴を以下の表にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

レーザー脱毛 ニードル脱毛
脱毛方法 毛根のメラニン色素に光を照射して毛母細胞を破壊 毛穴に電気や高周波を流す針を刺して、毛根や毛乳頭を破壊
痛みの強さ 痛い かなり痛い
料金 高い かなり高い
効果を実感する早さ 約1~2週間後にポロポロ抜け落ちる 施術したその場で抜ける
産毛の施術 効果が弱い 効果あり
日焼け肌への施術 不可能 可能
施術回数 5回~8回 回数制限なし

注意:エステ脱毛は一時的な減毛

最近ではエステ脱毛の選択肢も増えており、様々なサロンの様々な脱毛プランを選択することができます。

しかし、エステ脱毛は永久脱毛ではなく、適切な表現をするのであれば「減毛」だといえます。

サロンでの脱毛は、医療行為でもなければ、医薬品を用いるものでもなく、FDA(米国食品医薬品局)未認可の脱毛器を使用していることも珍しくなく、エステの延長であるといわざるを得ません。

医療脱毛同様、エステ脱毛はレーザー光線を照射しますが、サロンでは照射量に制限があり、毛根を破壊しきれず、細い毛が生えてくることもあるのです。

レーザー光線を繰り返し照射することで、永久脱毛とはいえないものの、長期的に脱毛の施術を受け続ければ、自己処理の負担を減らせるまでは効果を実感できるでしょう。

なお、サロン脱毛の回数は個人差がありますが、早ければ6回、遅ければ10回、体質、部位によっては10回以上といわれています。

また、大部分は脱毛できたものの、一部の毛のみ生えてくるということもあります。

医療脱毛で永久脱毛をする前に知っておくべき基礎知識をおさらい

医療脱毛での永久脱毛は、店舗数も多く、価格も安価のサロン脱毛と比較すると、脱毛を始めるまでのハードルが高いといえるかもしれません。

ここでは、医療脱毛にどのくらい通えばいいのか、どのくらい費用がかかるのかなど、医療脱毛で永久脱毛する際に知っておくべき基礎知識をおさらいします。

施術回数は約5回~8回

医療脱毛では毛周期に合わせて脱毛すれば、おおよそ5〜8回の施術で、ある程度、脱毛は完了するといわれています。

ただし、体質、毛の状態もあるので、個人差が大きく、一概に8回で脱毛できるといい切れるものではありません。

個人差があることを踏まえたうえで、自己処理の負担が軽減されるのは5回前後、完全に毛が生えなくなるのは10回以上という施術回数を目安にするといいでしょう。

施術期間は約1年~1年半

医療脱毛の施術期間は、部位にもよりますが最短1年、最長1年半ほどであるといわれています。

ただし、いずれもワキ、VIOなど、しっかりとした毛の生えている箇所を目安にした期間であり、産毛まで脱毛すると期間は長くなりがちです。

なお、エステ脱毛は、完全に脱毛できなくとも、ある程度満足できるまでは2年以上サロンに通い続けなければならないといわれています。

そのため、エステ脱毛の費用そのものは安価であっても、脱毛を完了するまでに時間を要することは間違いありません。

全身の永久脱毛にかかる費用相場は30万円以上

医療脱毛での永久脱毛(全身)の費用相場は30万円以上ですが、あくまで相場であり、プランによっては30万円以下のものもあります。

また、全身の永久脱毛には、基本的に、VIO、それから顔の脱毛は含まれていないこともあり、VIOの脱毛に別途、費用がかかる場合もあります。

基本的には、医療脱毛での永久脱毛(全身)では、30万円以上の費用がかかると考えておきましょう。

そして、複数のクリニックのプラン、費用などを比較検討して、内容にも価格にも納得したうえで脱毛することをおすすめします。

医療脱毛には3種類のレーザーと2種類の脱毛方式を組み合わせて使用

医療脱毛ではレーザーの波長の異なる「アレキサンドライトレーザー」の波長は755nm、「ダイオードレーザー」の波長は808nm、「ヤグレーザー」の波長は1,064nmを使用しています。

機器のレーザーの波長は長ければ長いほど毛根まで照射することができます。

また、それぞれのレーザーの特徴によって適している脱毛にも違いがあります。

波長の短い「アレキサンドライトレーザー」は、メラニン色素に対する反応が高いため、脱毛の効果そのものは実感しやすいです。

そして、波長は短くも長くもない「ダイオードレーザー」は、メラニン色素の反応が低く、日焼け肌にも照射できます。

最後に波長の長い「ヤグレーザー」は男性のヒゲなど、毛根の深い毛の脱毛に対応できるという特徴があるのです。

そして、医療脱毛では3種類のレーザーに、硬くて太い毛には、毛根、毛乳頭などにダメージを与える「熱破壊式」、細くてやわらかい毛には、バルジ領域にダメージを与える「蓄熱式」の方法を組み合わせ、脱毛効果を高めます。

家庭用脱毛器は出力が弱いため永久脱毛に不向き

家庭用脱毛器は、エステ脱毛、医療脱毛と比較してレーザーの照射量に家庭向けの制限があるため、永久脱毛には不向きだといわれています。

使用方法を厳守しながら、繰り返し使用することで、ムダ毛の目立たない美肌に近付けるのが家庭用脱毛器です。

脱毛のために数10万円のコストをかけたり、何度もサロン、クリニックに足を運んだりすることなく、手軽に脱毛を始めたいのであれば、自宅で脱毛できる家庭用脱毛器を選択するのもいいでしょう。

医療脱毛で永久脱毛をするメリット

医療脱毛で永久脱毛することで、脱毛後にどのようなメリットがあるのでしょうか。

多額の費用をかけて脱毛するからこそ、コストを上回るメリットを知って、納得したうえで脱毛を始めることをおすすめします。

毛を剃る機会が極端に少なくなる

永久脱毛の完了まで、しばらくは毛周期にあわせて、毛が生えて脱毛して、毛が生えて脱毛しての繰り返しですが、毛根が破壊していくことで、毛が生えてこなくなります。

そして、毛の絶対量も減るため、自己処理の負担も軽減され、最終的には、ほぼ自己処理をしなくてすむようになります。

ただし、ホルモンバランスの変化など、永久脱毛後、しばらくして毛が生えてくる可能性があることは覚えておきましょう。

ムダ毛がなくなって肌がきれいに見える

医療脱毛によってムダ毛がなくなれば、自己処理の剃り残しもなくなるうえ、毛根を破壊することにより、毛穴の黒ずみ、ポツポツなども改善されるため、遠くから見ても近くから見てもクリアな美肌を手に入れられます。

また、自己処理の頻度も減ることから、おのずとカミソリによるダメージもなくなり、カミソリを頻繁に使用することによる、しわ、たるみもなくなることから、肌そのものがきれいになることもあげられるでしょう。

特に、自己処理の頻度も高いうえ、しっかりとした毛が生えやすいワキ、カミソリ負けをしやすいデリケートなVIOの脱毛は美肌効果を実感しやすいといえます。

臭い・蒸れ・かゆみ・かぶれの解消に繋がる

見た目だけでなく衛生面でも、脱毛にはメリットがあります。

特に、わかりやすいのはワキ、それからVIOです。

太くて長い毛が密集していると、臭い、蒸れ、かゆみ、かぶれの解消につながるのです。

特に、夏期にVIOに不快感を覚えていたり、実際に肌トラブルが起きている女性には、デリケートゾーンの脱毛で暑い夏を快適に過ごせるようになるので脱毛をおすすめします。

医療脱毛で永久脱毛をするデメリット

医療脱毛で永久脱毛すると、ムダ毛のないきれいな肌を手に入れられると同時に、自己処理の負担からも解放されます。

ですが、永久脱毛にはメリットだけでなくデメリットもあるので、あらかじめよく確認しておきましょう。

施術したら毛量が戻らなくなる

医療脱毛で永久脱毛した毛は、いうまでもありませんが、元に戻ることはありません。

例えば、女性であれば、VIOの脱毛時に残した箇所のデザインが気に入らなかった、VIOをすべて脱毛したものの、温泉の利用時に人目が気になってしまったというようなエピソードがあげられます。

永久脱毛で後悔しないためにも、カウンセリングできちんと話し合いをしておくこと、施術時にも気になることがあればためらいなく聞くようにすることで、脱毛後に後悔せずにすみます。

また、脱毛したら毛量が戻らなくなりますが、脱毛してから数年後に、毛が生えてきてしまうこともあり得ることは覚えておきましょう。

強い痛みを感じる場合がある

医療脱毛はエステ脱毛と比較して、レーザーの照射量が強いため、痛みを感じやすいといわれます。

なかには、強い痛みに耐えられず、1度、脱毛の施術を受けただけで脱毛を断念してしまうこともあるのです。

ただし、脱毛する部位、脱毛する毛の状態、さらに、痛みの感じ方にも個人差があるため、一概に、医療脱毛がとても痛いということもできません。

痛みに不安を感じているのであれば、1〜3回程度のプランを契約したり、契約前の体験を利用してみたり、実際に痛みを体感してから永久脱毛を始めることをおすすめします。

また、脱毛時の痛みを軽減するためには、日常的な保湿、角質、紫外線などのケアも大切です。

肌トラブルが起きるリスクがある

医療脱毛に限らず、脱毛には肌トラブルのリスクがつきものです。

レーザー照射時の火傷による炎症、硬毛化、毛嚢炎は、脱毛時の代表的なトラブルともいわれています。

脱毛時の火傷は、肌の赤み、火照りとして現れるため、火傷であると認識しないまま、放置してしまいがちですが、脱毛後、数日しても赤み、火照りが引かないようであれば、痕に残ることもあるので、かゆみがあれば保湿、痛みがあれば冷やすなど対処したうえ、それでも改善されないようであれば医療機関を受診しましょう。

脱毛後の硬毛化は、脱毛した毛が脱毛されないうえ、脱毛前よりも太くなる現象のことです。

原因ははっきりとしませんが、一説には、レーザーの照射が不十分で脱毛できず刺激された毛根が活性化することで毛が太く硬くなってしまうといわれています。

ただし、硬毛化の発生する割合は低いため、過度に心配することはないでしょう。

毛嚢炎は脱毛後の毛包に雑菌が繁殖することで起こるニキビにも似ている炎症をいいます。特に、額、ワキ、背中、VIO、太もも、ヒザ、ふくらはぎなどに起こりやすいです。

毛嚢炎は軽い炎症であれば、刺激を与えずいれば数日で自然治癒しますが、赤み、痛みなどが強くなるようであれば、医療機関を受診する必要があります。

医療脱毛で永久脱毛をするならカウンセリングをしてクリニックを選択

医療脱毛の永久脱毛は、永久的ではなく半永久的な脱毛であり、将来、毛が生えてくるリスクはあるものの、継続して脱毛すれば、ほぼ毛は生えなくなり、自己処理も負担も大幅に軽減されます。

医療脱毛の永久脱毛を受けられるのは、医療脱毛クリニック、美容皮膚科クリニックなどの医療機関です。

サロンでの脱毛は医療脱毛ではなく、医療脱毛より脱毛効果の低い光脱毛であることに注意しましょう。

医療脱毛で永久脱毛するのであれば、すぐに契約するのではなく、まずはカウンセリングを受けてクリニックを選ぶことをおすすめします。

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