COLUMN脱毛コラム

医療脱毛は産毛に効果ない?おすすめ機器&効果的な照射方式を解説!

脱毛はペルルで最後にしよう!
全身脱毛・医療脱毛(医療レーザー脱毛)を受けられる大宮のペルルクリニック

顔・背中・腕など全身に生えている「産毛(うぶげ)」は、VIOや脇などの濃く硬い毛に比べると脱毛効果を実感しにくい傾向にあります。

しかし、産毛の脱毛に適した医療レーザー脱毛機器を使ってしっかり施術を重ねれば、産毛もきれいに脱毛することが可能です。

この記事では、産毛の脱毛に効果的な医療レーザー脱毛機器の種類や産毛を医療脱毛するメリット、産毛が脱毛しづらいといわれる理由などについて詳しく解説します。

医療脱毛で産毛がなくならないって本当?

濃い毛のように目立つことはないものの、顔や背中、腕や太ももなど全身に生えている産毛は気になってしまうものですよね。

インターネットやSNSなどで「医療脱毛で産毛がなくならない」という声を目にすることもありますが、本当なのでしょうか?

医療脱毛で産毛を脱毛することは可能

結論から言うと、医療脱毛で産毛を脱毛することは可能です。

ただし、産毛は濃い・硬いムダ毛に比べると「毛が減ったかも!」と効果を実感できるようになるまでにある程度の時間がかかります。産毛の脱毛を考えている人は、それも踏まえてコース・プラン選びをするとお得な産毛脱毛につながるでしょう。

産毛が脱毛しづらいといわれる理由

どうして産毛は脱毛効果を実感できるまでに時間がかかるのでしょうか?ここからは、産毛が脱毛しづらいといわれる理由を見ていきましょう。

色素が薄くレーザーに反応しにくい

医療脱毛では、ムダ毛の毛根の黒い色(メラニン色素)に医療レーザーを照射して脱毛を行います。医療レーザーの光によって毛根や毛に熱ダメージを与えることで、脱毛するという仕組みです。

産毛はメラニン色素が少なく、VIOや脇の毛などの太く濃い毛に比べると医療レーザーが反応しにくい傾向にあります。そのため、ツルツルにするためにはある程度、脱毛回数を重ねる必要があります。

産毛は肌が薄い部分に多く照射パワーを上げにくい

照射パワーを高くすればその分、メラニン色素にもしっかりとダメージを与えることができます。

しかし、産毛は顔や背中など肌が薄い部位に多く生えているため医療レーザーの照射パワーを上げにくく、脱毛の効果を実感するまでに時間がかかることが多いです。

照射パワーを高くし過ぎると、火傷や炎症などに肌トラブルにつながってしまう可能性があるため、注意しましょう。

産毛の脱毛に効果的な医療レーザー脱毛機器の種類

しっかり産毛を脱毛するためには、「産毛に適した医療レーザー脱毛機器」を選択する必要があります。なるべくムダな費用を掛けず、効果的に脱毛するためにも医療レーザー脱毛機器について知っておきましょう。

医療レーザー脱毛機器は大きく分けて3種類

医療脱毛で使われる医療レーザー脱毛機器には、大きく分けて以下の3つの種類があります。

この他にも、「ルビーレーザー(694nm)」がありますが、レーザーが肌表面にしか届かないことからこちらはあまり使われていません。

レーザーの種類波長特徴
アレキサンドライトレーザー755nm短い波長のレーザー剛毛に効果的肌のシミ治療などにも使われている
ダイオードレーザー800nm、940nm中間の波長のレーザー産毛に効果的医療脱毛の主流機器
Nd-YAGレーザー1,064nm長い波長のレーザー根深い毛に効果的最も強い威力のある医療レーザー脱毛機器で、男性のヒゲ脱毛にも使われている

また、医療レーザー脱毛機器の効果は、照射方式によっても異なります。照射方式には以下の2種類があります。

  • 蓄熱式(SHR)……毛の成長に司令を出す「バルジ領域」を破壊する照射方法
  • 熱破壊式(HR)……「毛根にある毛乳頭や毛母細胞といった発毛組織」を破壊する照射方法

熱破壊式では、高出力のレーザーによって毛根にある発毛組織を破壊します。施術後すぐに毛が抜けるなど、脱毛効果を実感しやすいのがこのタイプです。

蓄熱式は低出力のレーザーを毛の成長に司令を出す「バルジ領域」に照射します。脱毛効果が現れるまでには時間がかかるものの、熱破壊式に比べて効果が劣るわけではなく、効果の現れ方に違いがあります。

産毛には蓄熱式ダイオードレーザーがおすすめ

医療レーザー脱毛機器にはさまざまな種類・照射方式がありますが、産毛の脱毛には「蓄熱式のダイオードレーザー」がおすすめです。

産毛は色素が薄く、レーザーの光が毛根に反応しにくいです。蓄熱式のレーザーの場合、毛根ではなくバルジ領域にダメージを与えられるため、効果的な産毛脱毛ができるでしょう。

ダイオードレーザーは波長の長さが中間位置にあり、黄色人種の肌に適しています。また、波長を細かく調節できるため産毛から剛毛までさまざまな毛に効果を発揮します。

産毛の医療脱毛にかかる期間・回数の目安

産毛の医療脱毛を受ける回数についてですが、ツルツルな状態にしたいのであれば8回以上の施術を受けるのがおすすめです。

毛質・毛量・肌質や使用機器によっても変わりますが、以下は部位別の必要回数の目安です。

  • 顔……10回以上
  • 腕……8回以上
  • 背中……10回以上
  • お腹……10回以上
  • 脚……10回以上
  • 脇……8回以上
  • VIO……10回以上

どの部位の場合も、産毛まで無くしたい場合は大体8〜10回ほどの施術が必要だと考えておくといいでしょう。

期間については、脱毛回数によっても違いが出てきます。

脱毛は「毛周期」に合わせて行う必要があり、顔の産毛の毛周期は約1~2か月とされるため、8回コースであれば、最短で8ヶ月ということになります。クリニックによっても施術を受けられるペースは異なるため、事前に確認しておくといいでしょう。

産毛を医療脱毛するメリット

ここからは、産毛を医療脱毛するメリットをご紹介します。

自己処理による肌ダメージ・肌トラブルの軽減

産毛を医療脱毛すれば、自己処理を減らすことができるため、カミソリや電気シェーバーによる肌ダメージを軽減できます。

顔や背中は皮脂分泌が活発な部分であるため、ニキビなどの肌トラブルも起こりやすいです。汚れや皮脂が産毛に付着することがなくなれば、毛穴に汚れが詰まりにくくなり、肌トラブルの軽減効果も期待できます。

化粧ノリがよくなる

顔は産毛が多い部分です。医療脱毛で産毛がなくなれば、肌がツルツルになり、化粧ノリがよくなります。化粧持ちもよくなるため、時間が経過したあとのメイク崩れが起こりにくくなる効果も期待できます。

肌がトーンアップする

産毛は黒や茶色をしています。医療脱毛によって顔の産毛がなくなることで、肌が明るくトーンアップしたような効果や、透明感が高まるといった効果も期待できます。

毛穴が目立ちにくくなる

毛穴が目立つ原因の一つに、鼻の産毛があります。鼻の周辺に生えているムダ毛が原因で毛穴が黒ずんで見えてしまっている場合、顔の産毛を脱毛すれば毛穴が目立ちにくくなるでしょう。

また、産毛が抜け落ちることによって、毛穴が引き締まり、目立たなくなる効果も期待できます。

産毛を医療脱毛するデメリット

ここからは、産毛を医療脱毛するデメリットをご紹介します。

効果を実感するまでに時間がかかる傾向にある

産毛の医療脱毛は、濃い毛の脱毛に比べて、効果を実感するまでに時間がかかる傾向にあります。そのため、通っている途中で「産毛に効果がないのでは?」と感じてしまうこともあるようです。

硬毛化・増毛化のリスクがある

産毛は、他の部位の脱毛と比べて硬毛化・増毛化が起こりやすいといわれています。医療脱毛に限らず、エステ脱毛、家庭用光脱毛器のいずれでも起こる可能性があります。

  • 硬毛化……脱毛施術を受けたあとに他の毛よりも太く硬い毛が生えてくること
  • 増毛化……今まで毛が生えていなかった毛穴から毛が生えて毛の本数が増えてしまうこと

産毛の脱毛の硬毛化・増毛化リスクについて

硬毛化・増毛化は産毛が多い部位で起こりやすいといわれているものの、その原因はまだはっきりとは解明されていません。レーザー照射で十分に熱が伝わらなかった結果、毛根周囲の組織が破壊されず、逆に活性化してしまうことが原因ではないかと考えられています。

産毛の硬毛化・増毛化への対処法

産毛の硬毛化・増毛化が起こる原因が明らかになっていないため、対処法にも諸説あります。

  • 使用するレーザー機器の種類や照射方式を変える
  • レーザー照射の出力を上げる
  • ニードル脱毛を受ける など

万が一、硬毛化・増毛化が起こった場合も、レーザー脱毛を続けることで改善できるケースが多いです。

産毛を脱毛するクリニック選びのポイント

ここからは、産毛を脱毛するクリニック選びのポイントをご紹介します。

蓄熱式を含む複数レーザー機器があるか

産毛の脱毛を考えている場合は、蓄熱式ダイオードレーザーを含む、複数の医療レーザー脱毛機器の取り扱いがあるクリニックを選びましょう。

産毛の脱毛に効果的なのは「蓄熱式ダイオードレーザー」です。これに加えて、複数の医療レーザー脱毛機器を取り扱っているクリニックであれば、毛質や部位、肌の色などによってレーザーを使い分け、効果の高い医療脱毛が行えるでしょう。

アフターケアや保証などが充実しているか

クリニック選びでは、アフターケアや保証の充実度も合わせてチェックしておきましょう。

産毛が生えている部位の顔や背中、胸といった部分は、肌が薄くてデリケート。万が一に備え、「プラン料金内で肌トラブルにも対処してくれるか」「必要であれば抗炎症剤など薬の処方を受けられるか」といった点も確認しておくと安心です。

必要な回数を照射可能なコース・プランがあるか

脱毛のコースで多いのは5回コースですが、ツルツルになるくらいまで脱毛したい場合は、8回以上の施術が必要になります。

自分の希望に合わせて8回コース・10回コースといった回数が多いプランを選ぶと、1回あたりの費用を抑えられ、結果的にお得に脱毛できるでしょう。

産毛の脱毛で人気の部位は?

ここからは、産毛の脱毛で人気の部位をご紹介します。「どの部分を脱毛しよう?」と悩んでいる人は、参考にしてみてくださいね。

顔は、産毛脱毛の中でも非常に人気の高い部位です。顔は細かな産毛に覆われており、脱毛することで顔のくすみが取れてトーンアップしたり、毛穴が引き締まるといった効果も期待できます。

背中

セルフケアが難しい背中も、人気部位です。普段自分ではあまり見る機会はないものの、背中に産毛がびっしり生えていることも多く、背中が出る服や水着のときに背中が気になる人におすすめです。

腕・脇

腕や脇など、夏場に露出する機会の多くなる部位も人気です。脇は自己処理をしても毛穴が目立ったり、埋没毛(埋もれ毛)になってしまうことも多く、産毛がなくなることで嫌なニオイを軽減する効果も期待できます。

産毛の医療脱毛についてのQ&A

ここからは、産毛の医療脱毛についてのよくある質問をQ&A形式でご紹介します。

Q:産毛も施術前に剃る必要がある?

A:VIOや脇などの濃い毛だけでなく、産毛の脱毛の場合も、施術前に毛を剃っておく必要があります。

毛が残ったままだと脱毛効果が下がってしまったり、肌を火傷するリスクが高まってしまうため、電気シェーバーなどを使って丁寧に脱毛しておきましょう。

Q:背中など手の届かない部分のシェービングはどうする?

A:うなじや背中など、自分では見えづらい部分や手の届かない部分は、無理して自己処理しようとすると怪我をしたり、不自然な形になってしまうリスクがあります。

ドラッグストアなどで背中用のカミソリが販売されていますが、手の届かない部分は無料でシェービングしてくれるクリニックも多いので、相談してみましょう。

Q:産毛の脱毛なら医療脱毛とエステ脱毛どっちがいい?

A:産毛の脱毛は医療脱毛だけでなく、脱毛サロンで行うエステ脱毛でも可能です。

ただし、「毛を作る組織を破壊できる脱毛」は医療行為にあたるため、脱毛サロンでは行えません。そのため、長期的に毛が生えてこない状態を維持したい場合は、医療脱毛がおすすめです。

Q:顔の産毛脱毛の照射範囲はどこからどこまで?

A:顔の産毛脱毛の照射範囲は、クリニックによっても違いがあります。「額・眉間・頬・鼻や鼻下・あご・フェイスライン」を照射範囲としているクリニックが多いようです。

「こめかみ」「眉毛のまわり」「髪の毛の生え際」は施術できるクリニックが限られるため、事前にチェックしておくといいでしょう。

まとめ

産毛はレーザーが反応しにくい毛ではあるものの、しっかりと施術を重ねれば脱毛することが可能です。産毛への効果が高い蓄熱式のダイオードレーザーの取り扱いがあるクリニックを選ぶと、効果的な産毛脱毛ができるでしょう。

ペルルクリニックでは、厚生労働省認可の医療レーザー脱毛機器「メディオスターモノリス(蓄熱式ダイオードレーザー)」と「ライトシェアクアトロ(熱破壊式ダイオードレーザー)」を使い分け、毛質や肌質に合わせた施術を行っています。

時間制で部位を自由に組み合わせられるため、無駄のない脱毛ができることもメリット。

カレンダーから空き時間をチェックする最新予約システムを導入しており、空き時間ができたときにご予約いただけるため、予約の取りにくさが心配な方もぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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